Blue Note Jazz Club / edenpictures
マイルスだブラウンだって言い合ってるうちにB面を聴き逃した
窓の外は音もなく雪が舞っていて
まどろむにはまだ白が明るすぎる
巻き戻せばいいなんて俗物根性は 冬にはちょっと似合わないぜ
まけとかかちとかおなかがすくし
まだとかまたとか
まもれなかったやくそくだとか
まどろっこしいのは あいとはちがう
まみれたつちも
まとったおーらも
まにまにゆられてにたようなかげ
マドンナブルーのピアスが揺れる
まくった袖にはグラスがお似合い
マンハッタンがドライな今夜は
マティーニよりもギブソンかしらね
まぐれの出逢いがいまもうれしい
ましてやとびきりやさしくて
まんざらでもないこの世の旨味も
まともにゃなれないこの身の期待も
まさかの明日に笑い飛ばそう
まよいまどってきりのなか
まねごとままごと やっとたわごと
ままにならないひとのこころが
まいっちまうほどたいせつだから
まぎれこむよりひとりたたずみ
まちびとよもしや あなたであれと