ネイキッド・ボンベイもしらふに戻り 歩いて帰った朝焼けが宝物
ネオンライトが目に染みた昨日の 瞳の煌めきはたずさえてゆきたい
ネガフィルムには残らない想い出に いくらでも愛しさは育って
熱情などと呼べなくていいから ずっと暖かく覚えていたいのだった
ねんねんころりよおだやかに
ねぐらはこころのなかにある
ねじのはずれるよるはおいでよ
ねむりのなかまであいがさしよう
ネビュラのガスで見た夢は
猫背で細身の少年P
ネストルの蜜にゃ平伏すものかと
子月の裸足に深爪はなお
労いの言葉よりも寝息の方がよっぽどありがたい
寝起きの気だるい顔に 引用した言葉なんざ必要ないさ
願いをかけるだとか空を翔けるだとか それより一緒に食事がしたい
狙い撃ちを遠くから称えたりしないで 的外れを隣で笑ってくれ
ねんげついじょうのあなたのかげが
ねてもさめてもわたしをすくう
ねじれたじだいにおれいをいうわ
ねゆきのようにしずかなつよさで